子どもの八重歯・叢生の矯正治療例④
叢生・八重歯の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 小学生女の子 |
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治療期間 | 1年5ヵ月 |
抜歯 | 乳歯 |
治療費 | 275,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・歯の移動に伴う鈍痛や歯根吸収が生じる場合がある。 ・歯が綺麗に並んだ後は、保定処置を行わなければ歯が後戻りする場合がある。 |
小学校低学年で下顎前歯が違う位置に出てきていることを主訴として来院されました。患者さまは前歯の交換期でしたが、下顎側切歯が舌側に萌出していました。上下の前歯の間には空隙が見られました。上下側切歯の萌出を促すため部分的に矯正装置を装着して歯の隙間を閉じ、萌出スペースを確保しました。
永久歯列完成まで経過観察中ですが、レントゲン検査の結果先天欠如歯とディスクレパンシーが認められたことから、将来永久歯列期の第二段階の矯正治療が必要になる可能性が高いと考えられます。