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日本ツイード研究会30周年記念大会参加・第27回Pre-Tucson courseの幹事、指導を行いました

投稿日:2025年12月10日

カテゴリ:院長ブログ

中久木正明は11月9日から4日間、東京で開かれた矯正歯科医師を対象に行われた学会、日本ツイード研究会30周年記念大会参加と講習会第27回Pre-Tucson courseの幹事、指導を行いました。

結成30年の節目を迎えた学会では、「日本Tweed矯正歯科研究会30年の歩み」のタイトルで発表を行い、中久木は2023年12月に他界されたハーバートクロンツ先生の追悼部分を主に制作、発表を行いました。クロンツ先生は日本ツイード研究会の発展と共に在った方で、計20回以上の来日指導下さりました。

プレツーソンコース講習会はアメリカで1941年から矯正歯科治療理念と技術を共に教えるTweed Study Courseの開催地アリゾナ州ツーソンから名前を取り、日本人矯正歯科医師にとってハードルの高かった同コース受講に備えた準備コースとして発足し、今年は27年目を迎えました。
受講生はこの間増減ありましたが、近年は増加傾向にあり、今年は60名の受講生を迎えました。

今年は昨年更新した教材のブラッシュアップを行い、一部図表の対称性を改善し、実習カリキュラムの一部変更を行いました。講習会卒業生で矯正歯科臨床に携わっている先生方の学習機会を求める声に応えて、受講生の指導現場に立ち会いながら自らのレベルアップを図る聴講制度を設けました。

1920年代にアメリカでAngleにより考案された「エッジワイズ矯正装置」とそれに明確な治療理論と治療手技を与えたTweed-Merrifield法。百年を超えた今もなお、歯を意思を持って正確に動かすことを求める矯正歯科医にとってベストな方法としてその価値は色あせることはありません。

受講生の皆様にはこれからもエッジワイズ法による治療の研鑽を積んでいただき、様々な症例に十分対応できる矯正歯科医に成長してもらうのが我々の願いです。
そのための手助けになればという思いで来年も尽力してまいります。

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